NEWS RELEASE

農業を取り巻く環境は、少子高齢化、農業の後継者不足、地域の社会運営を行っていた人材の高齢や担い手不足等、取り巻く環境は現状の社会システムを維持することすら難しい現状です。その結果、そこに暮らす人々は、過去の文化を継承することのできないほど疲弊しており、限界集落の地域も拡大しています。
このような現状での、地域再生の中核は、やはり、そこで営まれる農業を基盤とした生活です。この農業を活性化することができれば、そこに暮らす人たちの安心・安全を、また、将来の生活空間を確保することが可能となると考えます。このためには、価値のある商品の開発と、独自ブランドによる収益構造の構築が重要となります。単一農産物を効率的に、経済的に作る大規模農業では、地域としての食や生活を維持することができなくなります。少量多品種、地産地消を推進し、地方で完結できる農業構造の構築が重要ではないでしょうか。そのためには、６５歳以上の生きがい農業拡大、新規就農ができる環境の整備や、農産物の加工を含めた地域の付加価値化が必要です。
このお手伝いをできる会社として、株式会社エンジョイファームを立ち上げました。
まず、役所の管理で行き詰る施設を再生することで、その価値を拡大し、地域の雇用を増加することができれば、新しい価値創設となります。これを現場で実現したいと考えています。
非常に厳しい状況での船出となっていますが、日本の最先端の問題解決会社として運営していくつもりです。すぐに結果が出ないかもしれませんが、５０年に亘り、社会資本整備を担ってきたＥ・Ｊグループの問題解決能力をこの分野でも発揮できると信じています。皆様のご期待に添えるよう活動して行く所存です。より一層のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

株式会社 エンジョイファーム
代表取締役　岩本　方克